【ケアマネ介護】虐待介護者を辞めさせたったw虐待を無くすにはどうしたらいいか?
「虐待とは何か?」
と一言で言えば何をイメージしますか?
多くの人は「暴力」をイメージするのではないでしょうか?
今研修においては、そんな「暴力」も含めて、5つのカテゴリーに分けられることが分かりました。
そして5つのカテゴリーの中で、さらに具体的に、どっからどこまでが虐待で、何をしたらいけないのか、そして虐待を見つけた場合何をしたら?どの様に対処したら良いのか?
といったところを学びましたので、私の経験もを含めた上での応用も含めて簡単に書かせて頂きたいと思います。
まずはじめに、日本での虐待は平成25年には、300件。平成26年には、400件と上がっており年々増加傾向にあります。どんな介護をしていたか想像すると、とてもがっかりな数字ですね!
私はグループホームに約6年特別養護老人ホームに8ヶ月といった経歴を持ちますが。
特養での経験から、虐待の報告をすると、虐待介護者含めるグループにめちゃめちゃ叩かれます。
報告した上司がそれをネタに、その職員に教育しようとしたことが最終的な結果だったようでしたが・・
そこから私は入社2日目で、虐待報告し退職したいことを上司に伝えたら、本気で止められ、継続することにしました。
そして、ここでやるなら自分の正しいと思ったことをしようと決めました。
その時の上司はこう言いました。「そんなことないでしょ」
知らない?知らないなら誰も報告してないのでは?
つまりそれだけ誰も言えないような状態になっているということです。
日常的に虐待的介護ができる人は、組織である程度覇権を握れる人で、シンプルに「言いにくい人」になるのでしょう。
そこから、間違った介護や、教育が生まれ広まっていくといったことが生まれます。
これについては、マンネリ化という表現も当てはまると思っていますね!
そして今回の研修を受けて最も興味深いデータがございました。
それは、要介護5の方が最も虐待されていることが多く次いで要介護4と、介護度が下がっていくごとに、虐待される率が下がっていくといったデータです。
実際にもそうでした。
このデータから思ったこと…
それは言い返せない人。
つまり自分(虐待者)へ反発してこない人へ対し、人は気が大きくなってしまうということの証明であると。
ようは、弱いものイジメのようなことです。
【どうしたらそうならないようにできるか?】
管理ができなければ、よりエスカレートしていき、虐待に繋がっていく。
つまり適切な人が適切なタイミングで対処をすることだと思いました。
管理職が一番適切だと思いますが、場合によっては他のポジション、もしくはグループで対処する必要があります。
私は上司から、そこをなんとかして欲しいとも言われてたので、これを超新人の時に、やったわけですが、新人のおれが?
心理学をちょっとかじった時に、あった言葉が。
人は分からないものに、恐怖心を抱き、防衛本能から攻撃にでることがある。といったことがあるようで。
新人の状態はいわば、UFOみたいなもので、分からないことだらけな人で
そりゃー超大変なわけです。
結末は、自分と同じ考えを持った人が日を追うごとに増えていき、虐待してたグループは、自主退職していきました。私も、もうしんどかったので、上司に良い条件出されたりで止められたけど退職しました。
長文になるのでこの辺で終わりますが、
これは、ごく一部の例です。
具体的なデータや、事例、対応方法が記載されているものがありますので、見てみると各々に思うことがあるのではないでしょうか?中には、私の経験にもあった明確な虐待や、グレーゾーンの虐待も沢山含まれております。
まとめ
冒頭で申し上げた、データでは年々虐待は減少傾向にあります。
でも現実に世の中の虐待はなくならず、まだ起こっている状態です。
じゃあ!どうしたら虐待がなくるのか?
それはまずは、1から。自分が虐待者にならず、そして虐待とはどういったものかを、理解する。
そしてそれをグループに繁栄して、より良いグループを作っていくことなのではないでしょうか?
簡単ですが、これで終わります。
読んで頂きありがとうございます。